便所の落書き

餅島の独り言を載せます。

ウォッチドッグスレギオンのお話

こんにちは、餅島です。

今回はウォッチドッグスレギオンというゲームをクリアしたので感想を書いていきたいと思います。

あくまで個人的な感想です。

 

まず、ウォッチドッグスレギオンとは

UBIsoftが開発するオープンワールドゲーム「ウォッチドッグス」シリーズの最新作

「ウォッチドッグス」シリーズを知らない方向け(そもそもこの記事を見てるか微妙ですが...)にどんなゲームなのか簡単に説明すると、

ハッキングを駆使して街中の車や監視カメラを自在に操作してミッションを攻略していく、近未来型オープンワールドゲームです。(雑)

「ウォッチドッグス」シリーズは既に1、2が発売されており、本作は3作目に当たります。

私はウォッチドッグス1、2は発売日には購入しておらず、セールで安くなってるのを見て、割と最近プレイしました。

そこでハマりまして(特に2が好きです)、本作の発売を待ち望んでいました。

因みに本作は元々は2020年3月6日に発売する予定でしたが、10月29日まで発売が延期しました。

 

 

前置きが長くなりましたが、

私なりの本作の批評をゲーム内容(ネタバレしない程度)を踏まえてしていきたいと思います。

良かった点

1.「ウォッチドッグス2」から正当進化

アクション面は前作「ウォッチドッグス2」の良い点をそのまま引き継いでいる。
前作でもっさりしていた部分は改善されており、戦闘もスムーズだと感じました。

 

2. 街中を歩いているキャラクターを誰でも仲間にすることができる。

本作1番の魅力と言っていいでしょう。

本作には明確な主人公が存在しません。

その代わり、何と街中を歩いている無数の人々を誰でも仲間にし、操作することができます。

これは本当にすごいです。街中を歩いてる人々はそれぞれ能力も違ったりするので、1人1人確認しちゃうんですよね。

従来のオープンワールドゲームで億劫だった移動が楽しくなりました。

 

3.モブキャラ1人1人の設定が細かい。

2. で本作は誰でも仲間にできると書きましたが、その1人1人に設定があるんです。

何時にはどこで何をしているとか、家族の存在など

特に驚いたのが、街を歩いている人を殺してしまった場合、その人の家族の動きを見ることができます。すると、家族が死んだ本人の死を悲しんでる姿を見ることができるんですね。従来のオープンワールドゲームではモブキャラだったキャラクターたちに焦点が当てられてるなと感じました。

 

4.マップが美しい。

本作はロンドンが舞台なのですが、町並みがとにかく美しいです。もう歩いているだけで楽しいです。

また、前作とマップの大きさはそれほど変わりませんが、入れる建物が増えている点も良かった。

 

悪かった点

1.バグ、エラーがひどい。

とにかくひどいです。私の場合、クリア直前で進行不能バグ(ムービー中に画面がブラックアウトして先に進まなくなる)が起きて、投げかけました。

10回ほど試したらやっと進めることができましたが、面白いバグならまだしも、進行不能系のバグはマジでやめてほしい...。

UBIだから仕方ないとか言ってる場合じゃないでしょ...。

エラーもひどいです。ロード中にアプリケーションエラーで何回落ちたか分かりません。

特にゲーム中にメインメニューに戻ろうとすると、高確率でアプリケーションエラーを起こします。こんなに頻繁にエラーが起こるゲームはBF4以来です。

僕のPS4を壊すつもりですか、勘弁してください。

 

2.ロードが長い。

このゲーム、とにかく頻繁にロードを挟みます。しかも結構長いんですよね。

しかも前述したようにロード中にエラーも起きるのでこれが地味にストレスでした。

 

3.字幕の切り方が雑すぎる。

字幕がとにかく意味のわからないところで切れるせいで内容があまり入ってこないんですよね。しかも流れるのが早い。

私は最初、英語音声でプレイしていましたが、字幕のせいで日本語音声に切り替えました。

 

4.キャラクターに感情移入しずらい。

前述の通り、本作一番の売りが誰でも仲間にできるシステムであるが故、仕方ないとも言えるのですが、やっぱりどうしてもキャラクターに感情移入できない部分が出てくるんですよね。

本作は、いつでも仲間を加入させることができる為、加入させたばかりのキャラクターを操作しミッションを行うと、加入したばかりなのにあたかも前々から所属していたかのような立ち位置で話が進むんですよね。私はこれに違和感を感じてしまいました。

また、仲間を増やすシステムですが、キャラクターを仲間にする為にはいくつかミッションをクリアする必要があるのですが、そのミッションも似たようなものばかりだったので途中から仲間にするのが面倒臭くなってきます。現状いるキャラクターでいいじゃんってなりました。

 

5.キャラクターばかり増えても...

本作は最大40人までのキャラクターを仲間にすることができます。

ですが、結局操作するのは1人だけの為、使わないキャラクターが出てきてしまうんですよね。また、強いキャラクターと弱いキャラクターが明確に分かれている為、私の場合はスカウトしても結局は強いキャラクターばかり使ってしまうという感じでした。まあ、それは操作プレイヤー次第なんですが。

選んだキャラクター複数人で協力するようなミッションがあればもっと楽しめたと思うんですが、そういうのも現状ないので...。

 

総括

点数で一言で言うと

76点

元々80点の予定でしたが、私の場合はクリア直前に進行不能バグに陥ったので減点しました。

頼むからバグは直してリリースしてくれよ...。

ただでさえ3月から10月まで延期してるわけですから万全な状態で出してほしいです。

内容ですが個人的には人をかなり選ぶゲームだなと感じました。

前作、前々作のように主人公が固定されていない為、感情移入ができない部分があります。前作をやった人向けに言えばエイデンやマーカスのような主人公に愛着が湧いていた、キャラに重きを置くような人にはオススメできません。

仕方ないとは思うんですが、やっぱり明確な主人公は1人必要だったんじゃないかなと思います。メタルギアソリッドシリーズのようにまず主人公がいて、仲間にしたキャラも操作できるよ、とかならもっと面白かったかも。

また、メインストーリーのボリュームはあまり期待しない方がいいです。個人的にはかなり内容が薄く感じ、寄り道必須のゲームなのかなって感じでした。

今購入しようか迷ってる人はバグ直るまで待った方が良いのではないでしょうか。

私としては結局期待以上の評価はできない作品となってしまいました。

 

色々書きましたが、本作の良い要素、特に仲間を増やすシステムは次回作にも是非導入してほしい。

次回作はいつになるか分かりませんが、期待して待ちます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。